◇◇群馬県 谷川岳 万太郎山と馬蹄形縦走思い出記録◇◇
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登山日: 2014/07/28-29
場 所: 群馬県 万太郎山1,954m オジカ沢の頭1,761m 
メンバー: 単独
コース : 07/28 谷川岳ロープエイ07:00-08:00ロープウエイ稼働待ち8:00発 −
      天神平駅着08:16 − 熊穴沢避難小屋08:55 − 天狗のたまり場−
      09:45 − 天神ザンゲ岩10:13 − 肩の小屋10:30 −
      オジカ沢の頭昼食11:50-12:10 − 小障子の頭12:45 −
      大障子の頭13:20 − 万太郎山到着14:05-14:15 −
      大障子の頭避難小屋泊15:20−
  07/29 大障子の頭避難小屋出発05:40 − オジカ沢の頭06:40 −
      肩の小屋休憩07:50-08:25
地 図 : 万太郎山と谷川岳ハイキングコース

 以前から行ってみたいと思っていた場所、万太郎山への計画を立てた。折角谷川岳まで登るのであれば少し欲をかいて・・・・でも天気が心配、体力が心配!!

 土合の駐車場に車を置いてテクテク歩きロープウエイの駅まで、8時の始発に合わせるように続々とハイカーが集まってくる。片道券を購入して始発で乗り込む。ロープウエイから見る青空が素晴らしい。

 天神平に到着すると青空が広がる。一緒に乗ってきた人たちは全員リフトに乗った。一人寂しくハイキングコースを歩きだす。コース沿いには色々な花が出迎えるように・・

 熊穴沢避難小屋に到着するころは数人のハイカーが前後に見える。途中には鎖の付いた岩登りもあり厳しい坂が続く、ザンゲ岩で休憩タイム、この辺から後続のハイカーにどんどん抜かれて踏ん張りがきかない。木道の階段を登ると一気に景色が広がってくる。

 汗を拭き拭きようやく肩の小屋まで。ここまではハイカーも大勢いましたほとんどが「トマノ耳」を目指して・・・。肩の小屋の前から万太郎山に向かうと前後誰も見えなく寂しい。

 静かな尾根、遥か彼方まで続く尾根道、谷川岳に来ると一度は歩いてみたかった場所でようやく念願がかなった感じ。稜線では程よい冷たい風が汗ばんだ体を冷やしてくれる。

 小さなピーク幾つか越しながらを進むとオジカ沢の頭に到着、風が強く吹き体が冷えてくる。ここで昼食タイムとしてしばしの休憩。その後、小障子の頭・大障子の頭を越し、コース沿いに大障子の頭避難小屋がある。ここにバックをデポして身軽にして万太郎山にむかう。

 コース沿いには色とりどりの花が咲いているので多少のアップダウンの疲れも癒してくれる。大障子の頭までは下草が綺麗に刈られていたが万太郎山に近づくにつれて草などでコースの見えない場所もあって慎重に進む。山頂に到着した時は周囲も見渡すことが出来ラッキーな時間帯であった。

 仙の倉岳は残念ながら雲で見ることはできなかったが高い登りがあり、大変だろうなと・・・山頂では記念写真も撮って早々に大障子の頭の避難小屋まで戻ることに。


大障子の頭からのスクロール画像

 肩の小屋からは夕方まで一人も会うことなく、今夜は一人で避難小屋に泊まることになり気楽と言えば気楽だが寂しさもあり。水場は10分ほど下った場所にあり冷たい清水でのどを潤すことが出来た。夕焼けを期待したのだが残念ながらガスが捲いて周囲は真っ白。


大障子の頭避難小屋からのスクロール画像 谷川岳山頂からの朝日

 昨夜は風が強くて幾度か目が覚めたが睡眠時間は取れたようで体はだいぶ回復している。朝5時30分避難小屋を後にして肩の小屋を目指して進む。

 万太郎山を目指して歩いた時はあまり気が付かなかったが幾つかのピークでコースの狭い場所、意外と急坂があることに気が付いた。それでも戻りは気持ち的に楽で計画の時間通り進む。

 朝早く足元は朝露に濡れながら稜線歩きは気持ちがよい。昨日歩いた道なので様子がわかって安心感がある。計画通り午前8時前に肩の小屋に到着し小屋の管理人としばらく雑談タイム。カップラーメンを作ってもらい腹ごしらえをしてから次のステップに挑戦、これからが本番なのだ。

谷川岳馬蹄形縦走に続く